普段みなさんが何気なく手に取っている折込チラシ。その一枚一枚を制作するために、実にたくさんのスタッフが関わっています。ここでは、チラシが作られる一連の流れを簡単にご紹介。私たちのことを少しでも身近に感じていただけたら幸いです。
お客さまのニーズをヒアリングしながら、予算や仕様(サイズ、枚数、紙の種類、納期等)を決定していきます。心がけているのは潜在ニーズを引き出すこと。さまざまな業界の印刷物を扱っている強みを活かし、業界動向や広告戦略のトレンド情報を発信する役目も担っています。
お客様のニーズを形にするのが仕事です。効果的な紙面はもちろん、誰もが使いやすく、見やすくデザインすることを大切にしています。「メディア・ユニバーサルデザイン教育検定」の資格を保有しているので、デザインを通じてより良い社会づくりに貢献していきたいと思っています。
制作されたものを印刷用のデータに作り変える仕事です。データ上で見るのと、実際に紙に印刷したものとではイメージが違っていることが多々あります。仕上がりをイメージしながらデータを作り変えることができるのは、印刷に携わっているプロだからこそ。そこにはプライドを持ち続けたいですね。
印刷用に加工したデータと校正紙を比べて間違いがないか、機械(デジタル)と人(目視)で何重にもチェックします。お客さまが気がつけなかったミスを拾うことができたときはとてもうれしいです。
検版後のデータを使って実際の印刷に使用する版を制作。ここでも、版を制作する前後でチェックします。印刷工程でも再度チェックはしますが限界があるので、この刷版工程が最後の砦という意識を持って取り組んでいます。
刷版からあがってきた版を機械にセットして印刷します。お客様からいただいた色見本を再現するのが仕事です。紙の種類や季節の変化、機械の癖などによって色目が変わることもあります。それらすべてを熟知した技術者こそが、『食べ物は鮮やかに』、『文字はくっきり見やすく』、見る人の立場に立った印刷ができると思っています。
断裁や折りといった加工を行う仕事です。指定通りの加工を行うことはもちろん、同時に油飛び等の汚れがないかをチェックしてから荷造りへ。お客さまの手元には、ここで仕上げた荷姿で届くので、美しさにはこだわって取り組んでいます。
自車とその他のネットワークを利用して、全国に配送します。夜中に下版・印刷して、明け方には配送体制を整えられるフットワークの軽さと、それを実行するチームワークの良さが私たちの自慢です。
印刷見本をお客様にお届けする仕事です。多いときは1日に150件を超える印刷見本を送ることもあります。中身と送り先が間違っていないか、荷姿は美しいか。当たり前のことですが、お客さまとの信頼関係を築くための大事な仕事だと自負しています。