背景
私たちは八尾での活動を通して、たくさんの方にお世話になってきました。それらの出会いの中で、八尾にはまだまだ知られていない次のような魅力があることに気がつきました。
- いくつもの職人技が連携し、手間暇かけてつくられた製品
- ゆっくり歩けば、自分だけのお気に入りがきっと見つかる商店街
- 大都市に隣接していながら、今も残り続けている豊かな自然
ものづくりの職人さんと製品ができるまでのプロセスの話をしていたとき、ものすごい技術、こだわり抜いた素材が使われているにも関わらず、声を大にしてそれを言わない。そこから、「当たり前のように良いものをつくる」という職人さんの想いが感じられました。
そんなものごとの裏側にある“本当の価値”を伝えていきたいと思ったのが、このYAOLAを始めたきっかけです。
概要
YAOLAは八尾の3つの資源にスポットを当て、これらに対して新しいものを作るのではなく、今ある資源を編集して新しい価値を生み出したいと考えています。
3つの資源とは
- 八尾のものづくり
- 八尾の風土
- 八尾の人々
例えば、ものづくり職人さんの技術や想いを伝えていくことで、その製品を利用する人が増えたり。例えば、今まで機会が少なかったものづくり職人さんと商店主が出会うことで、新しい商品ができあがったり。
まずは、八尾市民に身近な魅力を伝え、改めてその良さを知ってもらいたい。そして八尾から全国へ。「八尾って結構やるでしょ!」って自慢できる日がくるのを願っています。
アクション
2013年9月8日(日)久宝寺緑地にて行われた河内音頭まつりに、八尾市の産業PRの一環でYAOLAブースを出展しました。八尾ものづくり製品の展示&販売や廃材を利用したワークショップを行い、ブースに訪れた人々からは、「これ見たことあるけど、八尾で作られてたんや」という声が多く、あらためて八尾の魅力を感じていただくことができました。
また、今回の取組みには廃材をたくさん活用しています。用途がない端材が、子どもたちの手で小さな椅子に、廃棄されるはずの木製パレットが立派な展示台に生まれ変わったり。
角度を変えてみることで、今までにない新しい価値が生まれます。YAOLAでは、そんなことにも目を向けていきたいと思います。
外部リンク YAOLA ホームページ