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新聞掲載履歴

2009年9月5日掲載 印刷ジャーナル

掲載記事

(以下記事全文)

チラシ生産力、西日本最大級に
得意先貢献度向上に体制強化

「チラシ生産能力、西日本最大級」をキャッチフレーズに株式会社シーズクリエイト(本社…大阪市城東区・宮城正一社長)は、先頃、B2、4/4オフセット輪転機を増設し、計7台のオフ輪(オール小森製)による24時間体制で企業の強みを発揮している。

同社の創業は1996年。チラシ・パンフ類をメインに、印刷物が担う最終目的効果向上に向けた基本業務の強化に加え、マーケティングからイベント企画、販促企画を徹底的にサポートするといった新たな展開による事業領域拡大の他、携帯販促コンテンツサービス並びにチラシ専用サイトの立ち上げなど、デジタル技術を活用した情報化社会の総合印刷会社としての体制づくりを確率させている。

昨年10月、前任社長の後を受けて宮城正一氏が代表取締役社長に就任した。

就任後宮城社長は、本年に入って4月、東京を中心とした関東地区得意先要望に沿って港区に東京オフィスを開設するとともに、印刷物制作上における目的効果を高めるための基本となる企画・デザイン部門および生産能力の充実強化を進めるなど、企業力強化へ向けた積極的経営を展開している最中にある。

同社の生産・処理能力は、6台の両面カラーオフセット輪転機と両面2・2輪転機の計7台で、一日に両面チラシ(B4)2530万部を可能にした、生産力と技術力を誇る企業として注目されている。

企業特長という点で同社は、前記の新サービス展開による事業領域拡大の他、主流となっているカラー印刷はもとより、専用機による1色・2色もの、いわゆる特色印刷があり、常に数百種の特色インキを在庫し、製品や用紙に合わせて印刷機がもつ機能や性能を最大限に活用して製品化していることが挙げられる。

さらに、特色印刷に多く使用される上質紙やザラ紙、黄ザラ紙などの印刷が、コート紙やマット紙とは異なり、印圧、ローラ圧調整が品質に影響することから、熟練度合の高い数名の技術者を配置して、設備減少傾向の市場に存在価値を高めているということも特筆できよう。

経営環境の厳しい時代にあって経営を引き継いだ宮城社長は「大量消費時代と違って長引く平成不況下、とりわけ世界同時不況下にさらされる昨今の厳しい経済情勢のもとに、あらゆる産業が厳しい状況に見舞われて仕事の確保に厳しいものがある。

殆どの企業がコスト削減を追求している状況の中で、私達がどのようにお役に立てるか、いかに印刷物や販促物の効果を高めてお客様に喜んで頂けるかを考えていく必要がある。また、社会全体を見た時に、世代交替が進めば進むほど若い人達の情報入手法が変化していくと思われる。従来の印刷という枠組みから脱し、情報産業を広い視野から捉え直したうえで、事業改善を図らないとこれからの経営は尚一層厳しいものになる」と話している。

企業体質の改善向上意欲を覗かせるとともに今後更に自社の提案力を強化させ、競争社会の中に優位な位置を占めるべく経営戦略研究も進んでいるようだ。

「印刷は文化の担い手。タイムリーに、的確に情報を伝え、社会に彩りを沿えながら、社会や産業の発展と人間生活の豊かさ、利便性を支えている印刷産業。これからもその使命は変わらないと思うし、自信と誇りをもって取り組んでいきたい」と語る。
そして爽やかに「仕事をやる以上は楽しくやりたい…」と。

今後は一層、企画・生産体制の強化に努めるとともに、24時間体制でお客の利便性を高めていくという宮城社長は昭和22年生まれ。趣味は音楽とか。ご自身ではトロンボーンを演奏する。それぞれが重要な役割を的確に果たして聞く人に感動を与えるオーケストラ。感性と知識の集合体である企業も、人それぞれが重要な役割を担って実行している集団。音楽と経営は共通するものがあるということだ。